“寄り添うデザイン”を育む場所で働く ─デザイナー|西田ちなみ

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“寄り添うデザイン”を育む場所で働く ─デザイナー|西田ちなみ

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デザイナーの就職先を探すとき、「どんな案件が多いんだろう?」「どんな人と働くのかな?」「ちゃんと成長できる環境かな?」と気になることは多いはず。 今回は、株式会社ノベルティで活躍するデザイナー・西田ちなみさんに、日々の業務内容からやりがい、働き方、そして求職者へのメッセージまでたっぷりお話を伺いました。 リアルな声から、ノベルティのデザイナー像を知るきっかけとして、ぜひご覧ください。

自己紹介と入社のきっかけ

ーまずは自己紹介をお願いします。

西田ちなみと申します。2024年3月にノベルティへ入社しました。

今はWebデザインやグラフィックデザインを担当しています。

もともとは、新卒で入社した和菓子店に8年ほど勤めていて、2年目からは店長として和菓子販売や人・商品の管理を任されていました。その頃から“もっと手に職をつけて、成長性のある分野の仕事に携わってみたい”という気持ちが強くなり、働きながらデジタルハリウッドSTUDIO by LIG 上野校へ通い、Webデザインの基礎を学びました。

卒業後は都内のWeb制作会社で2年ほどデザイナーとして経験を積み、そしてご縁があってノベルティに入社しました。

周りからは『親しみやすさのあるトンマナのデザインが得意だよね』と言ってもらえることが多く、今でも自分の強みになっていると思います。

人間関係が良く、ここなら成長できそうだと直感しました

ーデザイナーとしてノベルティを選んだ決め手は何でしたか?

Web業界に飛び込みたいと感じ始めたときに、“せっかく転職するなら長く所属し続けられそうな制作会社がいい”と考えていたんです。

そんなとき、偶然ノベルティのブログに出会いました。

ブログの雰囲気から、人間関係が良さそうだなと感じましたし、ワークライフバランスが整っている会社だという印象も強く持ちました。また、転職先を探す際に重視していた制作実績のクオリティも申し分なく、“ここなら自分も成長できそうだ”と思えました。

さらに、自宅から通いやすい距離にあったのも決め手のひとつでしたね。

ー入社前に抱いていた印象と、実際に入社してみてのギャップや驚きはありましたか?

入社前は、ノベルティのブログをすごく読み込んでいたので、正直なところ“思っていたのと全然違った!”みたいなギャップはほとんどなかったです。しいて言えば…想像以上にみんな仲が良すぎること、そして本当にいい人ばかりが集まっていることには驚きましたね。

お昼になると自然に休憩スペースに人が集まって、ランチを食べながら何気ない会話で盛り上がる光景も印象的でした。仲が良い職場ですが、一緒にランチを強制されるわけでもなく、ひとりで外に食べに行ったり、ひとりでランチをとるのが好きなメンバーもいて、そのあたりはとても自由です。

仕事のオンオフのメリハリもすごくて、ごくたまにランチタイムにボードゲームで盛り上がることもあるんですが、終わったあとはみんなきちんと仕事モードに切り替わる。その切り替えの良さは、ノベルティのすごくいいところだなと思っています。

インタビューに答えるノベルティ社員の西田さん。

デザインへの向き合い方と働き方

伝わるデザインをつくる——誰にとっても心地よいものを目指して

ーノベルティのデザイン業務はどのように進めているのか聞かせてください。

日々のデザイン業務では、主にFigmaを使っています。ノベルティに入社するまではほとんど触ったことがなかったんですが、今ではもう欠かせない存在ですね。

ほかのツールだと時間がかかる作業も、Figmaだとサクサク進むので本当に助かっています。あとはIllustratorやPhotoshopもよく使っていて、用途に合わせて柔軟にツールを切り替えています。

他のチームとのやりとりはSlackが中心です。基本はテキストでのコミュニケーションですが、“これちょっと説明が難しいな”というときには、リモート勤務の相手でもすぐにハドル(Slackの音声通話機能)をつなげるんです。

距離があっても気軽に声をかけ合えるので、とても働きやすいなと感じています。

ーノベルティでデザイナーとして働く中で、特にやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

一番は、やっぱり制作物から結果が出たときですね。

お問い合わせが増えたり、ご利用者様が増えたりすると、“ああ、このデザインがちゃんと役に立てたんだ”って実感できて、最高に嬉しいです。それ以外にも、ゆるキャラのデザインやロゴデザインをつくったときに、社内のメンバーから『かわいい〜!』って言ってもらえたときも嬉しいですね。

見てくれた人が細かく言語化できなくても、ぱっと見の印象で“なんかいいな”と直感的に好印象を与えられるものをつくれるようになりたいと思っています。

ーノベルティはハイブリットワークを取り入れていますが、その働き方についてどう感じていますか?

出社してもいいし、リモートでもいい。その柔軟さが良いなと思っています。私は家が近いうえに、できるだけ直接コミュニケーションを取りたいタイプなので、ほぼ毎日出社しています。

一方で、リモートのほうが働きやすいメンバーは“今日は早く帰りたい”という日にはリモートを選んでいて、それぞれが自分に合った働き方をしているんです。

ある日、出社していたときに家族が急に体調を崩してしまったことがあったんですが、そのとき代表の酒井から“看病してあげて”と声をかけられ、すぐに家に帰らせてもらえたことがあり、感動しました。

基本的には事前にリモート勤務する日を申告しておくのですが、このような柔軟な対応をしていただけると、人として大切にしてもらえる職場なんだと改めて感じることができますね。

インタビューに答えるノベルティ社員の西田さん。

ーノベルティデザイナーのミッションをズバリ教えてください。

“寄り添うデザインをつくること”だと思います。お客様が抱えている課題や希望に寄り添うのはもちろん、その先にいるエンドユーザーや、構築を担当するエンジニアにも寄り添えるデザインを意識しています。

デザインって、ただ見た目をきれいに整えるだけじゃなくて、“誰にとっても心地よくて使いやすいもの”であることが大切なんですよね。

関わるすべての人にとってプラスになる制作物をつくることが、ノベルティのデザイナーの使命だと感じています。

ーノベルティでは「寄り添うデザイン」を作成する上での、共通の価値基準があるんでしょうか?

難しい質問ですね…!でも、“伝わるデザイン”というのが一番近い表現かなと思います。見た目の華やかさだけじゃなく、誰が見ても“使いやすい”“わかりやすい”と感じられることを大切にしています。

それから、作り手の都合だけで完結しないのもノベルティらしさです。お客様の目的やエンドユーザーの体験、そして構築を担当するエンジニアの作業負担までを考えて、“みんなにとって良いもの”になるよう整えていく

そういう価値基準が自然と共有されているなと、日々の制作を通じて感じています。

さらに、“心躍る価値を創造する”というノベルティの理念にもつながると思います。ただ便利でわかりやすいだけじゃなく、見た人や使う人の心が少しでも動くようなデザインをつくること。

それこそがノベルティらしさであり、私たちデザイナーの目指すところだと思います。

パソコンに向かって作業をするノベルティ社員の西田さん。

ノベルティで得た成長と学び

誰にとっても使いやすいサイトをつくる視点が身についた

ーノベルティで働くなかで、スキルや考え方は変化しましたか?

前職ではUIデザインをつくることが多かったので、自分のデザインに“遊び心”が少ないな…というのが課題だったんです。でも、ノベルティには、魅力あふれるデザインを制作しながらも、エンジニアに過度な負荷をかけないよう整えていく——そんな文化があります。

ここで働くと、Webデザインを見る人にとっての心地よさはもちろん、構築を担当するエンジニアにも寄り添った制作物をつくるスキルが身につきます

結果的に、“誰にとっても良いデザイン”を目指せるようになったのは、大きな成長だと感じていますね。

また、アクセシビリティ対応も積極的に推進しているので、その知見も自然と広がりました。デザイン性だけではなく、使える人を増やし、そして誰にとっても使いやすいサイトをつくる視点が身についたのは、ノベルティで働くからこそ得られた学びだと思います。

ーデザインに対しての社内のフィードバックはどのように行われていますか?

Figma上でコメントを残していただくことが多いですね。Figmaを使っていない制作物の場合は、Google Drive上にコメントをいただくこともあります。

それから、ハイブリッド勤務なので、代表の酒井からは直接口頭でフィードバックをもらうこともあります。フィードバックの内容は…個人的には“優しすぎる”と感じているくらいです(笑)。もっとビシバシ言ってくれてもいいんですよ!って思うくらい。

でも、その優しさのおかげで安心して意見交換ができる環境になっているんだと思います。

ーノベルティでデザイナーが成長できる理由を教えてください。

まず、案件の幅が広いことですね。コーポレートサイトからLP、採用サイトまでジャンルが多様なので、その都度“どんな見せ方が最適か”を考える力が自然と鍛えられます

それから、レビュー文化も大きな成長につながっていると思います。レビューはデザイナーだけではなく、エンジニア・マーケター・社長からもいただけるんです。

様々な職種の視点から意見をもらえるので、新たな発見がありますし、自然と視野が広がります。さらに、他のチームと一緒に進める中で“構築のしやすさ”や“アクセシビリティ”を意識する機会も多いですね。

ただ見た目を整えるだけじゃなく、“誰にとっても良いデザイン”を追求できる環境だからこそ、デザイナーとしてどんどん成長できるんだと思います。

インタビューに答えるノベルティ社員の西田さん。

活躍するためのスキルとマインド

大事なことは、なんでも前向きに挑戦できるかどうか

ーノベルティのデザイナーとして、どんなスキルや経験があると活躍しやすいと思いますか?

Webデザインは基本的にFigmaで制作しているので、Figmaを使いこなせるかどうかはマストですね。…とはいえ、私自身ノベルティに入社するまではFigmaをほとんど触ったことがなかったんです。なので、Figmaを貪欲に学ぶ姿勢さえあれば十分スタートできると思います。

その上で、IllustratorやPhotoshopなどを含め、必要に応じてツールを切り替えられる柔軟さがあると活躍しやすいんじゃないかなと思います。

あとは、ノベルティではさまざまな案件を同時並行で進めることが多いので、優先順位をつけて働けるといいですね。私の場合、和菓子店時代に百貨店へチラシの校正を提出するなど、複数業務を同時に進めたり期日を守る意識を徹底していた経験が、今の仕事にも生かされているなと感じています。

ーどんなマインドや姿勢を持った人がチームにフィットすると感じますか?

一番大事なのは、やったことがないことにも前向きに挑戦できるかどうかだと思います。

私自身、ノベルティに入社するまではグラフィックデザインの経験がほとんどなかったんですが、本当にたくさんのことを任せてもらいました。最初は正直戸惑う気持ちもありましたが、貴重な経験をさせてもらえる環境にすごく感謝しています。

それに加えて、チームや相手をよく観察する力も大切です。相手の状況や気持ちを汲み取った発言や行動ができて、協力し合える人はチームにすごくフィットすると思います。

また、これはデザイナーに限らない話ですが、ノベルティは規模が大きな会社ではありません。だからこそ、よりよい会社にしていくために、周囲を巻き込みながら業務内容や仕組みを改善していける行動力や問題解決能力も求められると思います。

チームを超えて、自分の責任範囲を広げられる人材は、きっと大きく活躍できると思いますね。

壁にNOVELTYの文字が掲げられている、ノベルティオフィスの写真。

ー求職者の方が気になっていると思うので、ぜひ聞かせてください!新しく入るデザイナーがつまずきやすそうな点はありますか?

最初は“案件の多様さ”に驚くかもしれません。

複数の案件が同時進行で動いているので、慣れるまではタスク管理に戸惑うと思います。

でも、心配しなくても大丈夫です!

ノベルティのチームメンバーは本当に丁寧にサポートしてくれますし、わからないことは遠慮せずに聞いていいんです。

いつも『一緒に考えよう』と寄り添ってくれる人ばかりなので、安心して飛び込んできてもらえたらと思います。

おわりにーー求職者へのメッセージ

“やってみたい”を全力でサポートします

ー最後に、ノベルティへの応募を検討しているデザイナーの方に向けて一言お願いします。

ノベルティは、挑戦したい気持ちをすごく大事にしてくれる会社です。

最初から全部できる必要なんてなくて、“やってみたい”という気持ちがあれば、必ず周りがサポートしてくれます。

案件の幅も広く、デザインのクオリティや考え方も自然と磨かれていく環境なので、デザイナーとして成長したい方にはぴったりだと思います。 

一緒に“寄り添うデザイン”をつくっていけるのを楽しみにしています。

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