変化を楽しむチームへ。ノベルティの次の10年 ─ 代表|酒井美貴

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変化を楽しむチームへ。ノベルティの次の10年 ─ 代表|酒井美貴

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Novelty Team
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創業から10期目を迎えたいま、ノベルティは”企業価値を最大化するUX”を旗印に、次の10年へと歩みを進めています。 ノベルティ創業の原点、築いてきたカルチャー、そしてこれからのビジョン。今回は、代表の酒井美貴が自身の言葉を通してご紹介します。

創業のきっかけと背景

「フリーランスの壁」を越える決断

ノベルティ代表の酒井がインタビューに答えている写真

酒井「最初から”社長になろう”とは思っていなかったんです」

今でこそ10期目を迎え、20名近いメンバーを率いる酒井代表ですが、キャリアの原点は学生時代に趣味で触れたウェブ制作です。初めて本格的にウェブ業界へ飛び込んだのは、事業会社でEC部門の立ち上げを任されたときでした。営業からディレクション、制作、さらに採用や育成までを一気通貫で担った経験は、後の意思決定に直結します。

酒井「全部を一人で回すより、仲間と力を合わせたほうが品質も伸び代も大きくなる、と実感しました。フリーランスとして独立してからも、同じ学びが続きました。大型案件ほど“個人事業主”の肩書きでは取引先の稟議が通りにくい。チームを編成できないと納期リスクが高いと見なされる。そこで“個人の限界”を痛感したんです」

法人化の決断は、信頼と品質を同時に高めるための必然でした。酒井代表は「自分が作る人であり続けるより、作れる人が最大限力を発揮できる土台をつくる側に回る」と役割をシフトし、組織づくりに舵を切ります。

「組織的ではない会社」を掲げる

ノベルティ代表の酒井の写真

法人化にあたり、酒井代表が真っ先に掲げたのは「組織っぽくない会社」という方針。大きな組織が苦手だった経験から、「月曜日に会社へ行きたくないと思わせない」環境を作りたかったと語ります。

酒井「働きにくい組織にはしたくなかった。階層よりもプロジェクトベースのつながりを優先し、個々が“自分ごと”で動ける状態を保ちたかった。だからこそ“組織っぽくない会社”と表現したんです。

同時に業界への違和感もありました。当時は『レスが遅い』『相談しづらい』といった評価を受ける制作会社が少なくありませんでした。私たちは“社内担当のような近さ”で寄り添う姿勢を徹底し、速さと丁寧さの両方を大切にしてきました

大切にしてきた価値観・文化

キーワードは「丁寧」と「楽しい」

創業当初から徹底してきたのが“丁寧な仕事”と“楽しい仕事”の両立。納期と品質を守るのは当然。そのうえで「どうすれば自分たちもワクワクできるか」を常に問い直してきました。

酒井「創業から5年を過ぎた頃、取引企業の規模が大きくなるにつれ、より高い水準の信頼と品質が求められるフェーズに入り、採用と体制強化に踏み切りました。一つのバナーでも“とりあえず出す”ではなく、クライアントの未来を想像して丁寧に作る

”丁寧な仕事”をするように、というのは創業当初から口酸っぱく言ってきました。結果、2020年のコロナ禍でも契約を打ち切る顧客は一社もなく、むしろ紹介で取引が拡大しました。

積み上げてきた“丁寧な仕事”が土台になっていたから、皆さんが信頼を示してくださったのだと思います。背伸びもしましたが、それに見合う成長をチーム全員でつかみにいった時期でした」

そして“丁寧な仕事”と”楽しい仕事”を両立させる取り組みも、10期目を迎えてより活発になっています。社内レクリエーションではディズニーリゾートに3年連続で行き、今年はBBQも企画中。

ノベルティのオフィスの写真。棚の上にボードゲームが積み重なっている。

酒井「ここ1年で、社内の空気が本当に変わったんです。10人を越えると意思決定が重くなる会社もあるけれど、ノベルティは逆に全員が“自分ごと”として考えるようになった。シャッフルランチや”意見箱”など、会社発信ではなく社員発案で形になっています。

社員からは「酒井さん、最初は怖い存在だと思ってました」と言われることもある(笑)だからこそ、私の方から壁を取っ払う。社長と話したことがないなんて状況は作らないようにしています」

ストレスなく意見の言える環境が実現したノベルティ。酒井代表のチームビルディングは、社員一人ひとりの考えや将来のキャリアに目を向け、円滑なコミュニケーションを重視しています。

ノベルティの強みは「ワンストップ」だけじゃない

ノベルティが10期目を迎えてもっとも際立つ強みは、ワンストップ体制と、それを支える濃密なコミュニケーション。

酒井「クライアントはサイト制作や広告運用を“手段”として発注します。でも私たちは、その奥にある本質的な課題を一緒に掘り下げ、最良のプロセスを提案して実行まで伴走するんです。複数社にまたがるコストと意思疎通のロスが少なく、コストパフォーマンスを最大化できます。

同じように“一社完結”と掲げる制作会社はたくさんありますが、私たちはチーム同士が本当に密につながっているんです。課題発見から実装・改善まで同じメンバーが伴走するから、コミュニケーションロスがない。マーケターもエンジニアもデザイナーも会議に出て、その場で改修できるんです」

ノベルティ社員が4名で談笑している写真。

こうした価値を成立させる土台が社内文化。酒井代表は「言いたいことを言えない環境は、会社にとって大きな機会損失です」と断言し、全員が自由に発言できる雰囲気づくりを何より重視してきました。

酒井「サービスを磨くためにコミュニケーションを活発にしているんです。仲の良さは結果としてついてくるもの」

様々な職種メンバーの声が社内を行き交い、すぐに技術や運用プロセスへ反映される──そのサイクルこそがノベルティならではの強みを支えています。

これからのビジョン

アクセシビリティから広がる“企業価値を最大化するUX”

いまノベルティが最も注力する領域のひとつが、ウェブアクセシビリティです。原点には、社員の提案と創業理念の一致がありました。

酒井「“人の役に立つウェブを作る” という理念を突き詰めると、誰もが不自由なくアクセスできるウェブアクセシビリティの概念に行き着く。社員の提案と会社の理念がぴったり合い、推進部を立ち上げ、社内ガイドラインを整備しました」

今期からはより広義の UX を軸に据えています。

酒井「生成AIが日常のツールになった今こそ、人間の価値は“課題を見抜き、体験を設計する力”にあります。『企業価値を最大化するUXをカタチにする』をミッションに、AIでは代替できない人間的な価値を提供していきます。任せていただいた仕事は、必ず120%でお返しする。その姿勢は変わりません」

求める人物像─”自分の未来”に本気な人と働きたい

ノベルティ代表の酒井がインタビューに答えている写真

どんな人と働きたいかを尋ねると、代表は「自分の未来や大切な人を本気で考え、成長に貪欲でチームと協力して1+1を3にできる人」と語りました。

酒井「スキルより姿勢を重視しています。主体的に動き、チームプレイを楽しむ人なら必ず活躍できます

ノベルティは“仕事=人生の土台”と考える会社。人生の大切な時間をノベルティに預けるなら、私たちも本気で向き合います。成長したい方、さまざまな経験をしたい方、ぜひ一緒に『120%』を世の中へ届けましょう」

おわりに

ノベルティのオフィスの写真。壁に社名が掛かっている。

10期目の今、ノベルティは創業から大切にしてきた「丁寧」と「楽しい」を核に、信頼と成果で語れるチームへと進化しています。社員発案で文化が育ち、濃密なコミュニケーションが価値を加速させ、アクセシビリティとUXで“誰もが使えるウェブ”を当たり前にしていく。そのすべては、クライアントの本質課題に寄り添い、結果で応えるための土台です。

次の10年も、ノベルティは変化を楽しみながら、人と企業をつなぐ体験を磨き続けます。自分の未来に本気で、チームで価値を最大化したい方へ。ここから一緒に、ノベルティの”価値”を更新していきませんか。

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