本棚を見れば組織がわかる。ノベルティ流「Notion図書館」の活用術

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本棚を見れば組織がわかる。ノベルティ流「Notion図書館」の活用術

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Novelty Team
公開日

「その人が何を読んでいるかを知れば、その人の人となりがわかる」という言葉がありますが、これは組織にもそっくりそのまま当てはまるのかもしれません。 私たちノベルティでは、社内で読まれた本や個人の知見をストックする場所として「Notion図書館」を運用しています。今回は、なぜ私たちがNotion図書館を取り入れたのか、その背景をご紹介します。

なぜ、Notion図書館を取り入れたのか

本棚にビジネス書籍が並んでいる。

情報が溢れる現代において、私たちは日々膨大なインプットを行っています。技術記事、SNSのトレンド、専門書籍。しかし、それらは個人のブラウザのタブや脳内に閉じられたままになりがちです。

「せっかくインプットした知識が組織の中でシェアされず、その場限りで終わってしまうのはもったいない」と考えたのがNotion図書館を作ったきっかけでした。

私たちが目指したのは、属人化を防ぎ、個人の学びを「お裾分け」し合えるような仕組みづくりです。一人のメンバーが時間をかけて得た知識や、試行錯誤して身につけたノウハウは、本来、組織全体をアップデートできる可能性を秘めています。

「個人の知識」を「みんなの資産」として積み上げていく。この小さな積み重ねこそが、ノベルティが成長し続けるための大きな武器になると信じています。

Notion図書館を心地よく続けるための、ちょっとした工夫

「管理が面倒になると誰も使わなくなる」というのは、社内ツールの宿命です。そこで私たちは、Notionのデータベース機能をフル活用し、シンプルかつ読みたくなるようなUIを採用しました。

視覚的に「読みたくなる」ギャラリービュー

ノベルティのnotion図書館のギャラリービュー。

まず、本の表紙がずらりと並ぶ「ギャラリービュー」を採用しました。文字だけのリストよりも、表紙が見えるだけでリアルの本棚を歩いているようなワクワク感があります。それぞれのメンバーが今どんな分野にアンテナを張っているのかが直感的に伝わってくるこの画面は、眺めているだけでも組織の「今」が分かって面白いものです。

アウトプットを前提とした設計

notion図書館の書籍登録画面。本のタイトルとジャンル、読んだ人の名前や人数が表示されている。

ここがノベルティらしい点かもしれませんが、私たちはあえて「読みっぱなし」で終わらせないための項目を設けています。とはいえ、長文のレビューを求めるような堅苦しいものではありません。入力するのは以下の5つです。

  • 読んだ人の名前
  • 表紙の画像
  • 本のタイトル
  • おすすめ度(星5段階評価)
  • 読書メモ(自分なりの要約や感想、次に読む人へのアドバイス)
notion図書館の読書メモ欄。読んだ本の感想が表示されている。

「この本、〇〇さんが読んだんだ」という小さな気づきは、新しい知識に触れる心理的なハードルを下げ、メンバー同士の会話のきっかけを運んでくれます。

さらに、そこに「3章は全員に関係がある内容だから、ここだけでも読んでほしい」といった一言が添えられることで、その本の価値はさらに変わります。単なる「どこかの誰かが書いた本」が、仲間の視点というフィルターを通ることで、「今の自分たちにぴったりの本」として意味を持ち始めるからです。

こうした知識のお裾分けが積み重なることで、ノベルティという組織全体が、より豊かな視点を持ってクリエイティブに向き合えるようになると考えています。

通知から始まる「わからない」を教え合う文化

Notion図書館に誰かがレビューを書くと、全員に通知が届きます。ふと飛んできた通知を見て、誰が何を読んだのか気になって覗いてみる。すると、そこには自分の領域外にある「まだ理解できないこと」との出会いがあったりします。

「GEO(生成エンジン最適化)って最近よく聞くけど、結局何のことなんだろう……?」
「デプロイってエンジニアが言ってるけど、具体的にどんな作業なの……?」

そんなふとした興味や疑問は、チーム間のコミュニケーションを増やす絶好のきっかけです。もしそれが全体で共有すべき知識なら、有志が集まって勉強会を開催することもあります。

完璧に理解していることだけを共有するのではなく、「わからない」を入り口にして、みんなで学びを広げていく。Notion図書館という場所があることで、そんなオープンな文化がより色濃くなっています。

完璧な本棚よりも、動いている好奇心

正直に言えば、Notion図書館はまだ完成形ではありません。忙しさゆえに更新が滞ることもあります。

でも、私たちはそれで良いと思っています。大切なのは、完璧なデータベースを作ることではなく、「これ、面白かったよ!」と誰かに伝えたくなるような好奇心が、社内のあちこちで動いていること。

誰かの「これ、いいな」という発見がふとした会話に混ざり、いつの間にかチームみんなの「共通言語」になっていく。そんなふうに知識がめぐり続けることが、私たちのチームをより豊かな場所に変えてくれると信じています。

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